- 交通事故コラム
岡山市10月 追突・右折事故に注意を
この記事でわかること
いつもの暮らしで突然の衝撃、「もし追突・右折事故だったら…」
気温が下がり、日が暮れるのが早くなる10月。夕方のラッシュ時、視界が悪くなる時間帯、信号変わり目──そんな“ほんの一瞬”の判断ミスや見落としが、追突事故や右折事故を引き起こすことがあります。
「信号が青だったから大丈夫」「直進車だから安心」──そう思っていても、右折車の巻き込みや後方からの追突が起こることもあります。
事故直後は動揺や興奮で痛みを感じにくいこともあり、「後で症状が出たらどうしよう?」と不安を感じる方も多いでしょう。
そこで、本記事では岡山市における10月の交通事故傾向をふり返りながら、特に 追突事故・右折事故 に焦点を置き、注意すべきポイント、事故後のリスク、治療の流れなどを分かりやすくまとめました。交通事故・むち打ち・首痛・腰痛などでお悩みの方、まずは安心して読み進めてください。
岡山市・岡山県における交通事故の基礎データ
岡山市の年間事故数・傾向
岡山市の最新統計によれば、令和6年中の岡山市内の 人身事故件数 は 2,280件、負傷者数は 2,519人 というデータです。
岡山市以外を含めた岡山県全体でも統計があり、県警の交通事故データサービスには、月別・地域別事故発生状況が掲載されています。
また、交差点事故に関する県警の資料では、岡山市内「大雲寺交差点(国道53号付近)」が右折車と直進車との人身事故発生数で 8件 を超え、県内でも上位になる交差点として報じられています。
これらの数字を踏まえると、岡山市では交通量が多い交差点での右折・直進衝突リスクが現実的な問題といえます。
交差点事故における追突・右折の割合(岡山県レベルの例)
岡山県の交差点事故データをみると、令和4年にはワースト交差点(事故多発点)8か所で 51件 の事故が発生しており、そのうち 追突事故が27件、右折事故が8件 を占めています。
このことは、交差点という“交差する交通流”が重なる場所で、追突・右折事故が相当な割合を占めうることを示しています。
さらに、県警の新しい分析手法では、側道から国道への合流時などに前車への追突が過去5年間で15件発生した地点が“新たな事故多発ポイント”として浮上している、という報道もあります。
これらをふまえ、岡山市でも交差点付近での追突・右折事故には特に警戒が必要です。
10月に起きやすい追突・右折事故パターンとその原因
典型的な追突事故パターン
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信号待ち・渋滞中での後続車からの追突
前車が減速・停止した際、後方車が気づかず追突してしまうパターン。 -
右折合図中、後方確認が甘く切り返し時に追突
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前方減速車両・歩行者回避で急ブレーキをかけた際の追突
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停止線近くで車速を落としきれず交差点侵入し、右折動作中に後方から追突される
10月は夕暮れが早まり、逆光や視線の乱れ、また雨天など視界悪化要因も増えるため、追突事故リスクが高まりやすくなります。
典型的な右折事故パターン
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直進車との交差点衝突(右折車が対向車を見誤る)
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横断歩行者・自転車巻き込み
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信号変わり目での右折判断ミス
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見通しの悪い交差点で右折開始時に対向車が早く来ていた
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合図停止後のスタートミス・見切り右折
右折操作には慎重な確認が不可欠ですが、特に交通量の多い交差点・複雑な道路構造では見落としが起こりやすく、衝突リスクが生じやすくなります。
衝突が体に与えるダメージ:追突・右折事故の怪我リスク
追突・右折事故は、衝撃の方向や大きさが異なるため、体にかかる負荷も多様です。以下のような損傷が典型的です。
むち打ち(頚椎捻挫)
追突事故では後方から急激に頭部が揺さぶられ、首の筋肉・靭帯・関節包が損傷することがあります。これが「むち打ち」です。
右折事故のように側方からの力が加わるケースでも、首が斜め方向に引き伸ばされ、捻挫が起きることがあります。
典型症状としては、首の痛み、可動域制限、肩こり、頭痛、めまい感などです。
首・腰・背部痛・しびれ
衝撃は首だけでなく、体幹・腰部にも伝わることがあります。腰や背骨の椎間関節、椎間板、筋肉にもストレスがかかるため、腰痛や背部痛、脚のしびれ・違和感が出ることがあります。
深部筋・筋膜への損傷
目に見える筋肉だけでなく、普段意識しにくい深部筋や筋膜・靭帯に傷が入ることもあります。こうした損傷は通常のレントゲンでは写りづらく、痛みや違和感が長引く原因になります。
神経根症状
首・腰の損傷が神経根に影響し、腕・手・脚・足にしびれ・感覚異常・筋力低下を引き起こすことがあります。特に右折事故では体がねじられるような力が加わることもあるため、こうした神経症状のリスクも無視できません。
事故後に注意すべき点・見落とされがちな問題
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痛みがなくても安心できない
アドレナリンや緊張により、事故直後は痛みを感じにくいことがあります。翌日〜数日後に痛みが出ることもあります。 -
複数部位の不調が後から出る
首だけでなく、肩・背中・腰などにも痛みが波及することがあります。 -
自己判断・放置が後遺症化のリスク
痛みが軽いからといって放置する、自己流ストレッチ・湿布だけで済ませると、筋肉や関節が固まり、痛みが慢性化することがあります。 -
治療開始時期の遅れによる保険対応の問題
事故から時間が経つと、事故と症状の因果関係が立証しづらくなり、自賠責保険などの適用に支障をきたすことがあります。 -
示談・損害賠償の交渉で不利になる可能性
治療記録・通院履歴・診断書をきちんと残しておかないと、補償が十分に得られないケースがあります。
あいあい整骨院での対応:追突・右折事故治療の流れ
岡山市近隣で交通事故・むち打ち・首痛・腰痛を専門対応している当院では、以下のような流れで患者様をサポートします。
初期対応・評価
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問診・事故状況ヒアリング
事故日時・場所・衝突方向・速度・痛む部位などを詳しく伺います。 -
身体評価・検査
首・腰・四肢の可動域テスト、筋力検査、しびれ・感覚異常の確認を実施。 -
整形外科との連携・画像検査紹介
レントゲンやMRI検査が必要と思われる場合は、整形外科をご紹介します。
施術プラン:段階的アプローチ
追突・右折といった衝撃性事故には、以下のようなアプローチを取ります:
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手技療法(筋肉・筋膜の緩和、関節可動調整)
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電気治療・超音波治療・干渉波などの物理療法
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深部筋アプローチ・筋膜リリース
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ストレッチ・運動療法・姿勢改善指導
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必要に応じたテーピング・軽度固定
これらを組み合わせ、痛みの軽減、可動域回復、機能改善を目指します。
フォロー・再発予防
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日常動作のアドバイス(首や腰の使い方、運転姿勢など)
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定期チェックと調整
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回復期には体幹強化・バランス運動の導入
当院では、痛みを根本から改善し、再発予防まで見据えた施術を行っています。
保険・自賠責保険対応と金銭面の安心
自賠責保険の仕組みと適用
交通事故で加害者側に過失がある場合、自賠責保険は治療費・通院交通費・休業損害などを補償する制度です。適正手続きがなされれば、患者様の自己負担が0円になるケースも多くあります。
ただし、自賠責保険適用には以下の条件・注意点があります:
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事故後できるだけ早く治療を開始する
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通院記録・診断書など記録を残す
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事故と症状の因果関係を立証できるような証拠を整える
追突・右折事故であっても、これらを守れば保険適用が可能です。
当院での保険対応サポート
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保険会社とのやり取りのアドバイス
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診断書・通院証明書の作成支援
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必要時は弁護士との連携(示談交渉)
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患者様の負担を最小限にする配慮と支援
これにより、治療へ専念できる環境をご提供しています。
まとめ:10月の追突・右折事故を甘く見ず、早めの対応を
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岡山市では、年間で2,280件程度の人身事故が発生しており、交通事故リスクが高い地域と言えます。
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交差点事故において、追突・右折事故はかなりの割合を占め、岡山市内「大雲寺交差点」などは右折車・直進車の衝突が目立つ事故地点として取り上げられています。
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10月は日照時間減少・視界悪化・夕暮れ運転などで、追突・右折事故リスクが高まりやすい時期。
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衝突によるむち打ち・首痛・腰痛・神経症状などのリスクを理解し、痛みが軽くても早期対応を重視すべきです。
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あいあい整骨院では、初期評価から施術・フォロー・再発予防までを一貫対応。保険手続きや金銭面の不安もサポートします。
交通事故後、痛み・違和感が少しでもあれば、我慢せず早めにご相談ください。あなたの体と気持ちをサポートできるよう、私たちは全力でお手伝いします。